【再現答案】これで Aランク73点で合格答案なの?中小企業診断士2次試験の事例1。

どうも、@jirosokuです。

昨年、中小企業診断士という、経理戦略やマーケティング、ファイナンス、法務など、企業経営に必要な知識を網羅的に学べる資格試験を受験しました。

結果は、2次試験の合格点に3点足りずに不合格となってしまいました。

企業経営の知識を身につけて、事業運営や業務改善の力をつけようと受験を決意しました。思い入れのある資格です。

不合格通知が届き、悔しさはぬぐえません。

2015年の中小企業診断士2次試験の結果を開示請求しました

しかし、来年の合格を目指すためにも、2次試験でどれぐらいの得点を取れていたのかを知る必要があります。

試験団体の中小企業診断協会に得点開示請求をしました。

結果は、237点。

400点満点中、合格点が240点なので、あと3点というところで不合格・・・

診断士2次得点

2015年の中小企業診断士試験2次試験。事例1の再現答案(Aランク)

ここまで来たら、今年こそは合格してやろうと思い、10月の2次試験の勉強を再開します。

まず、試験感覚の取り戻しと振返りを行おうと、昨年度の本試験の回答を見直しました。(再現答案は、2015年の試験終了日に作成したので、再現精度は高いです。)

以下に、問題文と僕の再現答案を記載しますので、2016年の2次試験を受ける方のお役に立てれば幸いです。

まずは、事例1をまとめます。

事例1は、組織・人事戦略の観点で、中小企業の課題解決を行うセクションです。

結果は、なんとAランク73点でした。

合格点が60点なので余裕で事例1だけを見ると、余裕で合格です。

以下読んでみると「えっ?これで合格点?」と思われるでしょう。

ひとつひとつ見てみるとそんな対したいこと書いてないですし、的を外しているものもかなりあります。

これぐらいの回答が書ければ合格できるようです。

*以下の事例の概要や問題文は、中小企業診断士試験の公式サイトに掲載の過去問PDFから引用しています。

2016年の事例1の中小企業の特徴を問題文から抜粋すると以下です。

  • 1950年代創業、売上高14億円、プラスチック製品メーカー。
  • 関連企業も含めると従業員約150名、正規社員がほとんど、給与や昇進などの人事制度が年功ベース。
  • グループ全体では、プラスチック製容器製造、自動車部品製造、健康ソリューション事業を運営。売上構成は60:24:16の割合で、ここ5年ほぼ代わらず、業績は横ばい。
  • 創業期前半は、スポーツ用品の製造事業、オイルショック後はプラスチックのブロー成形技術を活かし経営危機を乗り越える。
  • 現在のA社社長の代に、新規事業のために関連会社を設立する。

■事例1

第1問(配点20点)
問題:ゲートボールやグラウンドゴルフなど、A 社を支えてきたスポーツ用品事業の市場には、どのような特性があると考えられるか。100 字以内で述べよ。

回答:市場特性は、①人気のスポーツが変わりやすく、流行に追いつけなければ生き残れないこと、②海外の廉価品や代替品による価格競争がおこりやすいことである。(73字)

振返り:問題文から市場環境と特性を読み取れれば答えられる問題です。字数に余裕があるので、キーワードを盛り込めば部分点を稼げたかも。

 第2問(配点20点)
問題:A 社は、当初、新しい分野のプラスチック成形事業を社内で行っていたが、その 後、関連会社を設立し移管している。その理由として、どのようなことが考えられる か。120 字以内で述べよ。
回答:関連会社を設立した理由は、①新規事業では事業に対する考え方が異なることから、新しい会社で新たな組織文化をつくろうとしたため、②新規事業領域に集中するため〜〜〜?(76字)
振返り:早くも2問目でパニクったようです。制限字数を4割ほど残しており、回答も曖昧です。組織設計における関連会社の組織設計面のメリットを記載できればよいと思うのですが、②をもっと具体的に書ければ良い答案になるのでは。
第3問(配点20点)
問題:A 社および関連会社を含めた企業グループで、大型成形技術の導入や技術開発な どによって、プラスチック製容器製造事業の売上が 60 %を占めるようになった。そ のことは、今後の経営に、どのような課題を生み出す可能性があると考えられるか。 中小企業診断士として、100 字以内で述べよ。
回答:起こりうる課題は、①高技術のプラスチック成形事業に依存してしまい、新規事業企画の停滞が起こり、業績が停滞してしまう。②競合や代替品が出てきたときに、売上高減少のリスクがある。ことである。(94字)
振返り:ここは文章が冗長なところありますが、比較的しっかり書けたと思います。既存事業に依存せずに、新規事業の種まきも行う必要があるという解決策につながります。
第4問(配点20点)
問題:A 社および関連会社を含めた企業グループで、成果主義に基づく賃金制度を、あ えて導入していない理由として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で述べ よ。
回答:成果主義を導入しない理由は、①社内連携を行いシナジー効果を生み出すことが重要であるが、成果主義ではその弊害となり連携力が弱まる恐れがある、②多種の事業を行っており、それぞれの評価すべき軸が異なるから。(100字)
振返り:組織制度によるメリデメを理解しているかを確認する、事例1ぽい問題だと思います。①はOKだと思うのですが、②をもう少し厚く書けるとよかったです。
第5問(配点20点)
問題:A 社の健康ソリューション事業では、スポーツ関連製品の製造・販売だけではな く、体力測定診断プログラムや認知症予防ツールなどのサービス事業も手がけてい る。そうしたサービス事業をさらに拡大させていくうえで、どのような点に留意して 組織文化の変革や人材育成を進めていくべきか。中小企業診断士として、100 字以内 で助言せよ。
回答:次々に新規事業を生み出さなければ生き残れないため①新規事業企画を行うことを組織文化にする、②新規事業企画が得意な社員を育成し、継続的に新規事業を実施できるようにすること。(85字)
振返り:ここも少しコケてますね。①②とも具体的にどのようにして、組織文化醸成や育成を行うのかが曖昧です。
もう少し、組織戦略のフレーム「採用、配置、報酬、育成、評価」。いわゆる「茶化」を使いこなせていればよかったのかと思います。第二問、第三問と絡ませて記載したつもりが、力不足感があります。

さいごに-中小企業診断士2次試験は、定番テキストを繰り返し解くことが重要-

本試験の問題用紙を載せておきますので参考になれば幸いです。

問題用紙

ちなみに、2次試験対策では、定番の2冊「ふぞろい」と「全知識」を使いました。

全知識では、2次試験を受験するにあたり、最低限理解しておくべき知識やノウハウを理解できているかチェックしました。。

こちらは、過去問分析と受験者の再現答案分析のための定番テキスト「ふぞろいな合格答案」

この2つのテキストを使い、繰り返し答案練習をすれば、合格に近づきます。

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中小企業診断士2次試験の事例1。Aランク再現答案

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