どうもjirosokuです!
先日受験した「エクセル分析ベーシック試験」に引き続き、統計検定2級を受験してきました!前回の記事は下記。
僕は、仕事がら統計を使うこともないし、高校大学も統計を勉強したことがなく、全く0からのスタートでした。
最初は、「分散?標準偏差?ってなに?偏差値ってこんな仕組みで計算するんだー」と、驚きの連続でした。
こんな僕ですが、統計検定2級を勉強してよかったです!ただし、学んだことを実戦で活かすにはまだまだ修行が必要ですが・・・
統計学の場合は、いきなり実戦というよりもまず基礎理論を学習してからでないと、現場でどのような分析をしてよいかわからなくなると思います。
以下では、そんな統計検定を紹介します。
統計検定2級はどんな試験?難易度は?
大学1〜2年レベルの統計学。マスターすることで、平均気温と売上の相関分析や、分析結果の確からしさの検証ができるようになります。
仕事でいうとマーケティング、データマイニング、ビッグデータ等のキーワードが当てはまりますね。
ちなみに、合格ラインは6割ぐらいだそうです。統計検定公式サイト
試験内容
大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきことについて検定を行います。
(1) 現状について問題を発見し,その解決のために収集したデータをもとに,
(2) 仮説の構築と検証を行える統計力と,
(3) 新知見獲得の契機を見出すという統計的問題解決力について試験します。
試験形式 5肢選択問題(マークシート) 問題数 30~40問程度 試験時間 90分
統計検定勉強に利用した参考書〜ハンバーガー統計学からエクセルまで〜
①定番のハンバーガー統計学
統計学を勉強する人はみんな読んでいる?というぐらい有名でわかりやすいハンバーガー統計学。
ハンバーガーショップでで購入したポテトの本数のバラツキや、自店のチキンの売上が落ちているのか?をライバル店のチキンの売上データを利用し分析するなど、イメージしやすく、実戦的な内容になっています。
わかりやすいためか書籍化されているようです。統計学がわかる (ファーストブック)
②定番の日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集(テキストも併読)
定番の公式過去問題集です。統計検定は過去問以外の問題集が少ないのですが、過去問の質が高いので、解説を読みながら勉強を進めていくだけで、必要な知識を身につけることができるようになります。
僕は「分散てなに?」というレベルでしたが、勉強の結果、正規分布や二項分布、t検定など統計学の主要論点を理解できるようになりました。
過去問と解説を読みながら、たまにテキストに戻るという形で勉強しました。
[amazonjs asin=”4788925281″ locale=”JP” title=”日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集2013〜2015年”]③定番の統計学入門(東京大学教養学部)
1991年刊行の伝統ある参考書。統計学3級ぐらいからの内容をほぼ網羅的に学習でき、ネットでも評判の高い本です。そのせいか古い本なのに値崩れしていません笑
平易な文章で解説していますが、Σなどの数学記号がふんだんに出てくるので、高校数学が苦手な人にはとっつきにくいかもしれません。
僕も数学は苦手だったので、数式は読み飛ばし、日本語を中心に通読しましたが、けっこう理解できました。
[amazonjs asin=”4130420658″ locale=”JP” title=”統計学入門 (基礎統計学)”]④オススメ!EXCELビジネス統計分析 [ビジテク]
この本は一押しです。統計学を実際にエクセルで計算するためにどのような関数やどのような表組みを作ればいいか、フルカラーの画面ショットで丁寧に解説しています。
エクセルの画面もわかりやすいのですが、各章のところどころに出てくる統計学の考え方や、分析の目的や解説がとてもわかりやすく。上記の参考書で並行して読むと、理解がいっそう深まります。
[amazonjs asin=”4798133833″ locale=”JP” title=”EXCELビジネス統計分析 [ビジテク] 第2版 2013/2010/2007/2003対応”]さいごに〜ビジネスマンと統計学〜
数年前に統計学が流行しましたが、2016年の今でも、ビッグデータやデータサイエンティストが注目されるなど、まだまだ注目されている分野です。
ビジネスマンは会計や英語は勉強するものの「統計学」は、勉強している人が少なく、人と差別化するにあたり、わりとブルーオーシャンだと思います。
実際に使いこなせると、仕事の幅が何倍にも膨らますことのできる統計学。勉強してみてはいかがでしょうか!